日本のLNG価格の決定方法

LNGプロジェクト単位で契約され、その価格は指標原油価格を参照した数式(フォーミュラ)によって定められる。指標原油としては、BrentやWTIなどの上場先物の直近限月の価格(終値の月平均)や、DubaiなどPlattsが毎日公表する価格(月平均)が使われることが多い(Henry Hub先物を使う場合もある)。

日本の石油・電力・ガス会社の契約の多くはS字カーブのフォーミュラを使っている。
FmrS.png

このフォーミュラは公開されていないようだが、おおよそ通関統計から推定できる。たとえば、カタールLNGの場合、4か月前のDubaiを参照しているようだ。

DCusd.gif

もちろんドル建てフォーミュラ。円建てで見ると、ドル建てほど関係が明白ではないことからも明らか。

DCjpy.gif

ひとつの国に複数のLNGプロジェクトがある。それらの契約時期により違ったフォーミュラで契約される。そのため、10年程度の通関統計を見てみると...

2008年末頃からフォーミュラの異なる契約に切り替わっているように見える。1997年のQatargasプロジェクト及び2005年の拡張が日本向けカタールLNGプロジェクトなので、フォーミュラの改訂がなされたのかも。

  • 最終更新:2012-09-08 18:31:19

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